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小さな窓を探して

ショートエッセイ セレクション

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2018年05月13日

いまの
暮らしで
いいと思ってるんだろ
現在って何だい
いまってなんだい
分かってるのかい
自分の街のこと
暮らしのこと
言葉のこと
若いのか
中年なのか
年配なのか
わかんねえけど
何だい
あんたの町で
あんたが
生きる意味ってさ
しがみついて
生きるって
それ
何だい
教えて
欲しいだけさ

2018年05月13日

靴を
変えて
みただけで
歩き方が違う
風景も
考え方や
話し方や
笑い方も
あなたと
わたしの
毎日
履きなれて
しまっては
いけない

2018年05月13日

雨が
降り出すのを
どうすることも出来ない
降られてしまうと
もう取り戻せない
そんな思いが強くなる
何が

答えは
出てこない
ただ
雨が
降り出しただけ
なんだ

 本当は
 そうなんだろ

2018年05月13日

新しいシャツに袖を通して
五月の青空へと消える
飛行機雲

2018年05月13日

あなたの心が
雨に打たれています
傘にいれてあげなくて
いいのですか

一粒 
一粒に
濡れてしまう
かけがえのない

一つ 
一つが
だから
傘を開いて

2018年05月13日

大きな見出しばかりに見とれて 
大きな声に耳を奪われていると 

小さな見出しを探したり 
小さな声に耳を傾けることを 

忘れてしまいがちになります 
気づいてください 

わたしたちの毎日は 

小さな見出しなのです 
小さな声なのです

2018年05月13日

元気が
出なくたって 
しかたが
ないじゃないか 

自分で 
自分を 
時には 
欠席して
しまってもいい 

一日を 
まるごと 

自分を 
休んでしまって 
みても 
いいんじゃ
ないだろうか

2018年05月13日

心を
とどけるということは 
雲をつかむような 
話なのかもしれない 
だって 
思いは見えないものだし 
とどけるにしたって 
どうすればよいのか 
よく分からない 
だけど 
浮かんでいるだろ 
僕たちの 
暮らしに 
ほら 
いつも

2018年05月13日

このように 
あなたの言葉の中には 

言葉が埋まったままなのだ 
見つかるはずがない 

わたしの家の庭にも 
土が眠っているまま 

ある言葉が
消えてしまった 

いや 
消してしまった 

ある土が
消えてしまった 

いや 
埋めてしまった

2018年05月13日

こんな
阿保らしい国
だけれど
それでも
生きていかなくちゃいけない
「生きていかなくちゃ」
「くちゃ」
くちゃくちゃ
ガムでも噛みますか