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私はぼんやりとたたずむ電信柱です
雨の日には ずっとそれに打たれます
傘をさして ようやく人が通ります
でもまた 姿はなくなります 強く降ってきて
寂しさは すっかりと洗われていきました
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2017.08.30更新
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> 私はぼんやりとたたずむ電信柱です 雨の日には ずっとそれに打たれます 傘をさして ようやく人が通ります でもまた 姿はなくなります 強く降ってきて 寂しさは すっかりと洗われていきました
私はぼんやりとたたずむ電信柱です 人の気配のない 道の脇に沿って 少し 下を向いていてる気持ちで立っています 電線が 私をこの世界とをつなげてくれています
私はぼんやりとたたずむ電信柱です 私はいつまでも立ち続けるしかありません いつの季節も 電線は風に吹かれているばかり あなたの孤独な風景の中に 必ずあるはずです 夜に目を閉じて そのまま 立っている柱が