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本日の福島民友新聞の 2面に 姜尚中×和合亮一 8月22日(月)開催 のトークイベントの 紹介記事を掲載していただきました ありがとうございました
新宿芸能花伝舎にて熱く開催中〜
新宿 芸能花伝舎にて 開催中〜
「未来の祀りカフェ」22日開催 和合亮一さんと姜尚中さんトーク:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160731-096648.php …
和合さんの詩イメージ写真入賞作品展、15日から大東銀本店と安積支店:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160729-096138.php …
詩の橋を渡って:異郷つなぐ感性の種子=和合亮一(詩人) – 毎日新聞
未来神楽 第三番 天 天 天狗 〜 朝も 夕方も 練習いたしております〜 8月28日 福島市 稲荷神社にて お待ちいたしております〜
お待ちいたしております〜 8月22日開催です〜 詳しくは「未来の祀り」ホームぺージにて〜
未来の祀り 朝から 練習しております〜
電車を待っている まもなく入道雲が まもなく涼しい風が まもなく孤独が まもなく列車が やってまいります
急ぎ足で 階段を登ると 足だけが 先を行ってしまう気がして はっとしてしまうことって ありませんか
これから出会う 誰か 赤い比喩 口紅を塗り 青空に微笑む わたしは いつか あなたの命を まとう鬼になる そうして あなたと生きる
わたしには 太い腕がある 見えないけれど わたしには真っ赤な 血が流れている そしてあなたの血も 流してしまいたい この胸に
朝がやって来る どうしてそんなに 青くて 深い色をしているのだろう それが知りたくて 空を見あげたり 花を見つめたりする あなたの心には いつも遠い星の横顔があります
あなたの言葉が 種子になり 芽が出て 葉が広がり やがて そっと 花を咲かせる それをわたしは 秘密を守るようにして あなたの声に 耳を澄ませて 野原に探している
黙っていると 沈黙は深くなる だから つぶやきはじめる 僕たちのおしゃべりには 終わりがない この世界から 風の音が ひとつも 止まないことと 同じように
明け方の突然の雷雨に目覚める そのまま降りしきる 私は眠りのさなかで 泣いていたのか ああ 私たちは ゆめゆめ 忘れることはない あの日 雨の彼方へと運ばれていった人々を
はるか遠くの浜辺の 津波で残った たった一本の木が 私やあなたの 庭に 街に 通りに 立っている 私もあなたも あの波にさらされて 残ったその影に 立たされている
「和合亮一氏講演会『コトバのチカラ ~想像力と創造力~』」申し込み受付のご案内 | 公益社団法人郡山青年会議所2016年度ホームページ
あなたの寂しさは あなたの 眼の奥にあります あなたの寂しさは あの空の かなたにあります あなたの孤独は この世界の この星の 孤独である 誰もいない 道がある 海がある 町がある
入道雲 稲妻 豪雨 傘なんか さすものか 打たれていくのだ 涙の意味に
あなたの涙が 教えてくれたこと 人は弱い 人は悲しい 人は切ない 人は人を想う 人は人を愛する 人は人に涙する あなたも 私も共に 生きている そのような 孤独がある 星がある 空がある 月がある 海がある
雨の音に 耳を傾けていると はるか 遠くの野原で 一軒だけ 立っている家に ふっと明かりが 灯されたことが 分かる
あなたが静かに 涙を流していること わたしは知っている つもりです どうか 強がらないで ほしい あなたの 孤独を 知って わたしも 涙を 流します あなたと 静けさを 育てつづけて いきたい
「サードプレイス」 和合亮一・開沼博 JFN 全国FM各局 5:30~ 東和町にて有機農業を営む 菅野正寿さんをお迎えして放送いたしました ★ 再放送 FM福島 7月16日・23日 19:30~
本日(7月10日付)の 毎日新聞朝刊「希望新聞」連載コラム「雲を見あげて」が掲載となりました
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詩集「昨日ヨリモ優シクナリタイ」https://www.amazon.co.jp/%E6%98%A8%E6%97%A5%E3%83%A8%E3%83%AA%E3%83%A2%E5%84%AA%E3%82%B7%E3%82%AF%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%82%A4-%E5%92%8C%E5%90%88%E4%BA%AE%E4%B8%80/dp/4198641285/ref=pd_sim_14_2?ie=UTF8&dpID=51kmLgfjivL&dpSrc=sims&preST=_AC_UL160_SR108%2C160_&psc=1&refRID=QYVTZZ69FVEPP105C1GB …
わたし 孤独を ポケットの 飴玉にかえて 口の中に 放りこんで 街へ出ていく 赤い靴 はいて 交差点を抜けて あなたが 待っていてくれる あの雑踏へ 涙を拭いて
わたし 時には 天邪鬼になる わたし 時には 怒り狂う わたし 時には 満月になる わたし 時には 夜明けになる
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