トップページ
詩
詩の礫
7月の15篇の詩
詩2015
エッセイ
ほんだなのまえではなしませんか
本棚の前でお会いしましょう
小さな窓を探して
いっしょに詩集を開きませんか~「毎日新聞」時評より~
エッセイ2014
エッセイ2013
エッセイ2012
ショートコラム
詩の読本
翻訳
Japanese
English
ムービー
こえのつぶて
プロフィール
facebook
twitter
検索:
静かに近づいてくる季節の終わりに燃えさかる麦わら帽子が誰もいない海辺で主を待ちつづけているが曲がった電信柱が風に吹かれているだけだ
(No Ratings Yet)
読み込み中...
2016.11.21更新
トップページ
>
twitterの記録
> 静かに近づいてくる季節の終わりに燃えさかる麦わら帽子が誰もいない海辺で主を待ちつづけているが曲がった電信柱が風に吹かれているだけだ
静かに近づいてくる季節の終わりに駆け抜けていく馬のしなやかな肢体の影は忘れられた波打ち際の旋律に他ならない
静かに近づいてくる季節の終わりに誰も座らない椅子が浜辺に置き去りにされているのを懐かしい幼い頃の自分のように眺めてその後で静かに座り髪を梳かしながらひとしきり泣いて立ち上がり蹴とばして横転させたに過ぎない