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手を洗っていると
そっと
誰かの手を握ってみたくなる
そんな優しい手などないのだ
握り返してくれる人など
そんなとき
泡と水が
指と指を
こぼれて
さびしい
すずしい
きれい
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2018.06.24更新
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> 手を洗っていると そっと 誰かの手を握ってみたくなる そんな優しい手などないのだ 握り返してくれる人など そんなとき 泡と水が 指と指を こぼれて さびしい すずしい きれい
ぼくときみの 心のなかに 砂が落ちていくのを 止めようがない しずかにやさしく 降りしきる 砂時計を そういえば 僕らが暮らす この街が そのまま 砂漠のようです
素晴らしい書評をありがとうございます/往復書簡 悲しみが言葉をつむぐとき 書評|若松 英輔(岩波書店)