トップページ
詩
詩の礫
7月の15篇の詩
詩2015
エッセイ
ほんだなのまえではなしませんか
本棚の前でお会いしましょう
小さな窓を探して
いっしょに詩集を開きませんか~「毎日新聞」時評より~
エッセイ2014
エッセイ2013
エッセイ2012
ショートコラム
詩の読本
翻訳
Japanese
English
ムービー
こえのつぶて
プロフィール
facebook
twitter
検索:
こぼさずに
落ち葉を
拾い集める
ようにして
悲しみの
ひとつ
ひとつを
両手に
抱えて
夜明け前に
預けに
いこうと思う
どこか
遠くまで
(No Ratings Yet)
読み込み中...
2017.11.08更新
トップページ
>
twitterの記録
> こぼさずに 落ち葉を 拾い集める ようにして 悲しみの ひとつ ひとつを 両手に 抱えて 夜明け前に 預けに いこうと思う どこか 遠くまで
秋の ひだまり 木が 影を揺らして となりの木が 影を揺らして また となりの木が 笑い合い 木と木が 支え合い 木陰の あたたかみに 故郷が ある
手のひらで うけとめて せめて あたためて あげたい さむい空に 震えている 水飲み場にて 蛇口から こぼれている 誰かの涙の しずくを やがて 凍って しまうから