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本をめぐるエッセイです 宮沢賢治の父の姿が描かれています / 「銀河鉄道の父」(講談社)/門井慶喜
本をめぐるエッセイです/「生者へ」 丸山健二 – 和合亮一オフィシャルホームページ
現在は 美味しくて(数値も)安全な 野菜や果物が 福島にて ずっと 収穫されています もともとフルーツ王国の福島 今年も味わってください / 地元で獲れた果物の 豊かな丸みを 手にしながら 余計に〈心の釣り鐘〉のようなものについて 考えてみたくなった そして その音が響く言葉とは
言葉に 話しかけてみた すると 言葉は 一つずつ 消えていった 何を 言いたかったのか 言葉は 言葉を 失ったまま 言葉は 言葉と 沈黙 するしかなかった 言葉に 話しかけるのを 止めた
震災の年の夏 川原に たくさんの果物が捨てられていた 見かけた方が 呟いたことがあった 「一つずつ声が聞こえたみたいだった」 この時 言葉にならない 心の響きのようなものが 過ぎった気がした アニミズムの影だったのだろうか いや 違う気がした 『心の中の釣り鐘が揺れた』のだ
2017年回顧 詩 乗り越えようとする何かを鋭角に見つめる、眼の力