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青い空の果てを
眺めていると
氷山がゆっくりと
近づいてくる気がして
恐ろしくなる
南極から
切り離されて
やってくるもの
秋を終わらせて
迫り来るもの
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2018.11.01更新
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> 青い空の果てを 眺めていると 氷山がゆっくりと 近づいてくる気がして 恐ろしくなる 南極から 切り離されて やってくるもの 秋を終わらせて 迫り来るもの
街から街へ 列車は走り 停車して ある駅では 激しい雨だ まもなく ドアが閉まる 隣の席に 秋の雨が乗ってきた どこまで行くのですか 僕がたずねると 同じく たずねてきた どこまで行くのですか と 列車は走り 街から街へ そろそろ 涙を止めて
きみと話しているとテレビで見たことのある深海に潜った映像が浮かんできてどこまでも光の無い白い海の底を水中カメラのライトで照らし出した イメージが見えてきて語られている言葉がプランクトンの死骸のように思えてきてしかしマリンスノーは無くならないだろうきみとのおしゃべりが 約束している