トップページ
詩
詩の礫
7月の15篇の詩
詩2015
エッセイ
ほんだなのまえではなしませんか
本棚の前でお会いしましょう
小さな窓を探して
いっしょに詩集を開きませんか~「毎日新聞」時評より~
エッセイ2014
エッセイ2013
エッセイ2012
ショートコラム
詩の読本
翻訳
Japanese
English
ムービー
こえのつぶて
プロフィール
facebook
twitter
検索:
鳥の名を
知りたくなって
雲の行方に
たずねて
知らないふりの
秋の青い空
大きな木のした
黙りこむ長椅子
ギンナン
(No Ratings Yet)
読み込み中...
2018.11.01更新
トップページ
>
twitterの記録
> 鳥の名を 知りたくなって 雲の行方に たずねて 知らないふりの 秋の青い空 大きな木のした 黙りこむ長椅子 ギンナン
ふるさとを語り合う 胸いっぱいの 干し草の匂い 木陰で休む牛の姿 夕暮れの星のきらめき そうして 中央線の沿線の駅で 人の波に紛れ込む
どこまでも 闇 線路 黒い列車 灯りもつけず 真っすぐ 過ぎていく 踏切の音を 耳にして そうして すっかりと よく 眠っている 僕の影を 起こさないように 眼を閉じてみる もう一人の 暗い 僕がある