どこまでも

線路
黒い列車
灯りもつけず
真っすぐ
過ぎていく
踏切の音を
耳にして
そうして
すっかりと
よく
眠っている
僕の影を
起こさないように
眼を閉じてみる
もう一人の
暗い
僕がある

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2018.11.01更新