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2018.10.15更新
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> 秋の ひだまり 木が 影を揺らして となりの木が 影を揺らして また となりの木が 笑い合い 木と木が 支え合い 木陰の あたたかみに 故郷が ある
さびしさは 果物の内側にある それを探し当てたくて わたしはナイフを入れる 甘い果肉も したたる汁も いらない たった一個の 泣きたくなるような 種子が 真ん中に 確実に あればいい 皮を剥けば 涙が流れる
落ち葉を いつもの 通り道に たたずんでいる 赤いポストに そっと 入れて みたくなりました どこへ 届くのでしょうか この寂しさは