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空の 凍てつく 寒さと 光と雲の みずみずしさに 傷つくように 涙をこぼしている あなたの頬を 想う 十二月の 風が吹くことを やめないから 朝の空に 星が輝くこと あなたを 信じること どちらも同じ 宇宙の 大きさは 計り知れない あなたへの 想いも 計り知れない
深い霧が 出てきた こんなふうに 視界が悪くて 何も 見えなくなってしまう 歳月の 真ん中で 暮らしている 慌てて 腕時計を 巻いて とりあえず きつく わたしの腕に もうすぐ いつもの バスがやって来る 時刻だから