Twitter log

2018年10月14日

木が 風で揺れただけで 余震が来ると思って 眠れない人々がいるのです 北海道に 木が 風に揺れただけで 良く 分かります 涙が あふれます

2018年10月14日

この世界はこの世界に避難するしかないのか。余震だ。否

2018年10月14日

福島。今もまだ、私は避難しています。この家の中に。4本の壊れた蛇口。出しっ放しの今日。

2018年10月14日

あなたの心の傷は深いですか。あなたと心の傷と、どちらがあなたですか。

2018年10月14日

ありがとうございます 私も頑張ります 北海道 福島 共に

2018年10月14日

ふとした 
呼吸の中で 
あなたの言葉が 
深呼吸している 
そんな時があります 
空や 
風や 
雲を 
分かりながら 
木々のそよぎや 
鳥のさえずりを 
耳にしながら 
深く 
あなたを 
想う 
私は 
新しい 
息を
している

2018年10月14日

濡れたままに
するしかない 
涙がある 
たったいま 
木を渡る
鳥の声が 
聞こえた 
あなたの耳にも 
届きましたか 
わたしの 
つぶやきが 
あなたの 
深い悲しみは 
やむことがない 
わたしは 
さえずりを 
集めたい 
あなたに 
手渡したい 
空の広がりを 
雨のぬくもりを

2018年10月14日

コーヒーカップに
風や光や雨や虹が
入り込んで
口をつけると
遅れるようにして
やさしくて
にがい味わいが
やってくる

2018年10月14日

続・和合亮一詩集 (現代詩文庫) 和合 亮一 https://www.amazon.co.jp/dp/4783710198/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_-bOWBbVVFNX77 … … @amazonJPさんから

2018年10月14日

和合亮一詩集 (現代詩文庫) 和合 亮一 https://www.amazon.co.jp/dp/478371018X/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_DeANBb6FGY607 … … @amazonJPさんから

2018年10月12日

手を洗っても
消えないものがある
タオルで拭いていると
涙をぬぐっている
気持ちになる
かなしみとさびしさ
吸いこまれてゆく
秋の朝の
やわらかな生地に

2018年10月11日

お読みくださり ありがとうございました 言葉の明かりを探すようにして おやすみなさい

2018年10月11日

人々は
決意して
翌朝の雲を見あげたのだ
涙があふれてきて
その間
それでも
さきに
心に
灯りが
点いて

2018年10月11日

人々は
あらゆる
「その間」を
生き抜いて
唇を噛んで
固く手を握り合うようにして
電気の点かない夜を超えた
ここで
北海道で
子どもたちを育てる

2018年10月11日

土砂が流れ 
家々が失われ
人々は行方不明に 
どんな理由があって
奪われなくては
いけなかったのか
暮らしの風景を
北の空はどこまでも
果てのない悲しみと
悔しさのようになった 
それでも翌日も
未明から
青く広がった
その間

2018年10月11日

揺れている 
その間
山が崩れた 
その間 
家々が倒された 
その間
震えながら人々が
列をなした 
その間
夜の深さに沈黙した 
その間
どうか静まっておくれ
祈った 
その間

2018年10月11日

決意のあいだ

2018年10月11日

眠るときに 
言葉なんかいらない 
目を閉じる 
沈黙だけが訪れる 
それを傍らに 
どこまでも沈んでいけばいいのだ 
静寂の底へ 
寂しい 
本当は 
夜を明かして 
語り続けたいのだ 
星と 
笑って

2018年10月11日

やさしさは 
いつも 
すぐ 隣にあって 
気づかないうちに 
しだいに 葉を広げて 
光に向かって 大きくなっている 
わたしは みずみずしい 
その緑の色に 
いつも はっと 
させられるのです 
あなたの 
ほほえみに

2018年10月11日

どうか 
休ませてください
鳥たちは疲れ切っています
羽根も眠りたいのです
止まり木が必要なのです
傷ついた心に
子守歌のように
風よ 
優しくささやいてほしいのです
余震よ 
その木を揺すぶってはいけない
どうか
鳥たちの眠りを
守ってください
北の星たちよ
どうか

2018年10月11日

わたしは
あなたの悲しみを
そのすべてを
知ることは出来なくて
でも
想うこと
祈ることはできるのです
わたしの心を
彫刻してみたいのです
どんなに指に
傷をこしらえてもいいのです
この夜の
不安に震えている
あなたに贈りたいのです

2018年10月11日

わたしの
心の中には
はっきりと震災がある
あなた 
大切なあなた
まだ
灯りのない暗闇にいるのでしょう
それでも
涙を拭いて
わたしと
いっしょに
言葉の明かりを
探してみませんか

2018年10月11日

さびしさを 
少し大きめの
封筒に入れて
しっかりと
その口を
のりづけして
宛名を
書こうと思って
手が止まった
テーブルのうえ
水たまりが
出来ていた
そこを
飛び越えて
近所の
ポストに
届けたいのに

2018年10月11日

涙が止まらない思いを抱えている誰かがいるのだけれどその悲しみをやわらげてあげられなくて見あげて呆然とするしかないけれどそれでも

2018年10月11日

朝のテーブルに
そっと
皿が置かれるとき
秋も一緒に置かれている
時には
消え入るほどに
静かだ

2018年10月10日

香山さん ありがとうございます お母さまの 不安な心を想います しずまるよう 祈っております

2018年10月10日

手当てとは 痛いところに 手を当てて 和らいであげようとするから 「手当て」だと 幼い頃 祖母に 聞いたことがある 私たちの手は いま どこに

2018年10月10日

コスモスが消えるのは
季節のせいではありません
宇宙の悲しみが
花の影を吸ってしまうからです

2018年10月10日

コスモスが揺れるのは
風のせいではありません
あなたの心が
ずっと騒がしいからです

2018年10月10日

コスモスが咲くのは
秋だからではありません
あなたの心が
何かを忘れているからです