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コーヒーカップに
風や光や雨や虹が
入り込んで
口をつけると
遅れるようにして
やさしくて
にがい味わいが
やってくる
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2018.11.01更新
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> コーヒーカップに 風や光や雨や虹が 入り込んで 口をつけると 遅れるようにして やさしくて にがい味わいが やってくる
うばわれるために 今日があるのではない うばうために 明日があるのではない すき通ったレモネードを見つめていると 泡が弾けながら 魂の飛び方を 僕に教えてくれている
朝のテーブルにそっと 皿が置かれるとき 秋も一緒に置かれている 時には 消え入るほどに 静かな音です 一つ一つ 魂が リズムをきざむ