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11篇の詩と写真です “道に迷ってしまったときは”
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2017.12.23更新
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> 11篇の詩と写真です “道に迷ってしまったときは”
きみに 会いたいという 気持ちが 黙ったままの 寒い空の ふもとに立つ たった一本の 電信柱に なってしまった これからも 絶対に 立ち続けてやる どんな 吹雪でも
きみは重たいリュックを背負って きみは冬の駅までやってきて きみは重たいリュックを下ろして きみは列車の座席に座って きみは窓の風景を眺めて きみはひとつ涙をこぼして きみは重たいリュックを背負って きみは三つ先のホームで降りて きみは重たいリュックを背負って きみは雪の舞う道を歩いて