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これからが 本当の 始まりだと思っている きみだって 本当は そう 思っているんだろ
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2016.06.12更新
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> これからが 本当の 始まりだと思っている きみだって 本当は そう 思っているんだろ
クラリネットの練習をしている少年が 近所に まだ六月なのに 暑くて たまらないから 二階の窓を 開けたまま 朝に出かけていく 夕方 過ぎに 戻って来る 部屋に入ると すぐに 分かる 彼の音楽で この部屋が いっぱいになっていること
晴れた空に 少しだけ雲が 浮かんでいて やさしさ それだけを 想った そんなとき 大きな木の下に 心を休ませてみたい そんなふうに きみに もっと やさしくなりたい それについて 考えて 広い 広い 世界を 知った