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ある日 けんかした 友だちのことを想って 夜が更けていく 明日は きちんと 謝ることが 出来るだろうか 夜は 少しずつ 背の丈を 伸ばしている 彼も 友も 世界も 金星も
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2017.03.23更新
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> ある日 けんかした 友だちのことを想って 夜が更けていく 明日は きちんと 謝ることが 出来るだろうか 夜は 少しずつ 背の丈を 伸ばしている 彼も 友も 世界も 金星も
ある日 嵐がやって来る 少年は 地図を広げながら あれこれと 不安になったり 考え込んだりしている 気圧のせいなのか 胸が苦しい 彼は 青空を見上げながら 本当の 厳しさ 険しさの表情を 恐れる 嵐の前の 空の青さに 茫然とする と 靴のひもが ほどけた
ある日 少年は 読みかけの 本を開くことを ふいに 止める これからの 猛烈な嵐と雨の音が 聞こえた気がして 書物を開くと 何億もの言葉が 吹きつけてくる そんな恐ろしさを なぜだか 知ってしまって