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ある日 友だち は どんな 友だち が 本当の 友だち なのか 分かる それは 友だち だから 分かる ことさ
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2017.03.23更新
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> ある日 友だち は どんな 友だち が 本当の 友だち なのか 分かる それは 友だち だから 分かる ことさ
ある日 少年は阿武隈川に 見とれている 水面のきらめきが この世界の あらゆる悲しみや 不安を さらって 流れていくほうへ 連れていって くれる ことを想って ずっと 見つめている 少し 声が 変わってきたような 気がするんだ 水は やってくるばかりだ
ある日 嵐がやって来る 少年は 地図を広げながら あれこれと 不安になったり 考え込んだりしている 気圧のせいなのか 胸が苦しい 彼は 青空を見上げながら 本当の 厳しさ 険しさの表情を 恐れる 嵐の前の 空の青さに 茫然とする と 靴のひもが ほどけた