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傷口が
開いたままで
一日が終わっていく
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2018.12.11更新
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> 傷口が 開いたままで 一日が終わっていく だから カレンダーを かけたままで 明日は もうそこに 立っている
なわが伸びて その先にある 無言が 走り出す 電信柱の前に 立ち止まり また行く どうしたらいいか 分からない 向かうままに 任せるしかない 舌だけ 垂らして また 歩き出す 風が うつむいて
運命の本が 待っている そんな本屋さんが あなたの町の どこかにあるはず 出会ってください あなたを先に 見つけている その一冊を かすかな息を つなぐようにして 冬の町で