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詩の礫 「Like a stick」
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2017.12.31更新
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夕暮れ あの曲がどうしても聴きたくて 電車に乗り ケータイと ポケットの中のイヤホンを探して 見つけた コードが 絡まってしまって ほどけない いまの 僕ときみ だから 必死になって ほどいて しまいたい
空っぽの 傘立て と 粉雪 まじりの空 しだいに 晴れ間が のぞくと 新しい 物語が 閉じられる ようにして 一本 また 一本 やってくる 雪が止んで やさしい 風とともに すっかりと 傘立ては いっぱいに