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2016.04.12更新
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> 青空 帽子 雲 わたし あなた 満員 列車に 乗り 目を 閉じて 通り 過ぎて しまっては いけない
あの日 母から 小さな手紙を 受け取った 子どもだ 「こわかったね ぜったい わすれないからね どうか こわい思いが なくなりますように」 あの日から 私たちの 心の奥で 育っている 青い帽子の 子どもだ
どうして僕らは ここに立っているのだろう この国に生まれて この街に生まれて 何を問われているのだろう すべての影は通り過ぎた 踏切棒があがった まず 自分の 石ころを蹴るしかない 目覚めよ