坊やの影が公園でブランコに乗って…

私たちはあの海辺の丘が好きだった…

二時四十六分　じっと壁の時計を見…

革命　 雲　 革命　 言葉　 革…

風船を　追って　裸足で 野原を　…

店に入り込む風が吹き止んだとき …

あの日　 海が見える神社の　 近…

靴ひもを　結んで　また　ほどけて…

ネズミが私たちに言葉を ネズミが…

僕の　頭の中に　 ばらばらに散ら…

考えても　仕方がないから 考えな…

白い紙を広げて考え込んでいると …

にわか雨が降って　 傘がないから…

十万年後の丘 　十万年前の木 十…

イワシ　ミートボール　ホウレンソ…

雨上がり　 入道雲に　 身をやつ…

ある生徒は必死に数学の問題を解い…

　私が通っていた福島大学に、助言…

　柳美里さんと初めてお話をしたの…

　街で先日、成人式があった。そう…

　詩の朗読をして二〇年ほどになる…

　阪神淡路大震災を経験した方に、…

好きな人を想うこと。 　古来、万…

　気がつけば四十歳を越えてしまっ…

　昔、夜には豆炭あんかがあった。…

５　横尾忠則さんの巻 　朝早くに…

　野山が遊び場だった。福島の子ど…

　仕事納めの日。雪の舞う本宮駅。…

　季節の花々が美しい。 　私の暮…

　キンコンカンコン。チャイムの音…

　特に寒く感じる夕方のことだった…

４　始発の電車と改札口の巻 　横…

２ 人生の塩について 　ゆとりと…

　二十歳を過ぎて、詩を書きたいと…

いつもゆとりを楽しんで生きていき…

　五月の初めに息子が帰省。どこか…

　私が通っていた福島大学に、助言…

　眠い目をこすりながら、妻の運転…

　手を洗おうとして、洗面所の白い…

　何度か読み返してしまう本がある…

　土曜日。仕事の合間におそばを食…

　朝早くに東京から、福島へと戻る…

３　谷川俊太郎さんの巻 　私の手…

　余震が来る度に不安になったり、…

　年を重ねてきて宮沢賢治の詩や童…

　とにかく登っているのだ。高いと…

　鉛筆が好きである。　文字を書く…

　本宮駅から下りの電車へ。十一月…

　中勘助の「銀の匙」を時折に読み…

災に遭いました。避難所に居ました…

三月十一日　悲しい　揺れ　巨大な…

五月の雨　涙 制御とは何か。雨。…

01 The earthquak…

There were histo…

戦争の歴史があった 故郷の歴史が…

March Eleventh 　…

May Rain. Tears….