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本当の想い
詩ト詩ト歩ク
詩ト詩ト歩ク
旅を旅するのさ 山形
いま 心のなかは こんなふうに しずか
詩ト詩ト歩ク 山形
生きているという たった一つの絶対を前に 私たちは息をしている 宇宙の真ん中で 震えている
あなたの名は 革命をもたらすために 名づけられたのです そして わたしの名も ほら 空と雲が 変わった 雨が 強くなるだろう しとしと しとしと
小さな石ころが こつこつと話しかけてくる あなたの悲しみは そのままに 怒りは そのままに 寂しさは そのままに 拳や 涙や うつむく日々は みな 明日の あなたを 目覚めさせる 迷わずに 石ころの転がるままに
しとしとと 雨が わたしと あなたの ふるさとに 降っています 空に 雲に 野原に 街に 駅に 誰もいない家 の屋根に
詩ト詩ト歩ク
あなたに しとしと 話したいことがある
落し物があるのだとしたら ふるさと
詩ト詩ト雨降り
詩ト詩ト歩ク 雨の山形
立ち止まると 雲の街
森 という字 と似ている 木
立ち止まると 雲のあしあと
宇宙は すぐ そばにある 詩ト詩ト歩ク
詩ト詩ト歩ク
山形 文翔館 庭にて 木の下で ノートパソコンで 詩を書いていたら 木の実が 落ちて来ました 話しかけたきて くれた
木のざわめき 風の足あと こもれびさがす 鳥のさえずり あなたのことを想っています そんなに強がることはない 大きな木でも 小さな木でも もたれかかるといい どんなに遠く離れていても そこが あなたのふるさと しばらく涙を流すといい
青空に追われて 走ろう 背中にそっと 触れた何か 振り向けば 誰もいない だけどまた 追われている気がして 走る 背中に乗った 決して重たくはない 世界の感触 ああ これが 雲の 足跡なのか
「山形ビエンナーレ2016」参加作品 9月18日 (日) 「詩ト詩ト歩ク」 和合亮一
草を かき分けて 駆けていく 束縛されることもなく ただ かき分けていくと 私たちの前に 道は無い 野を行け 道が無ければ もっと かき分けるのさ 草を
山形ビエンナーレ 詩ト詩ト歩ク 13:00カラ
山形ビエンナーレ 詩ト詩ト歩ク 13:00カラ
山形到着 詩ト詩ト歩ク 13ジカラ
山形ヲ彷徨ス 『詩ト詩ト歩ク/山形ノ街ノ交差点デ詩ガハジマル』 9月18日[日]午後1時~ 会場:山形市七日町界隈で和合亮一のツイッターアカウント〈@wago2828〉に投稿・公開 https://biennale.tuad.ac.jp/programs/1414
山形ビエンナーレ参加作品 『詩ト詩ト歩ク/山形ノ街ノ交差点デ詩ガハジマル』 9月18日 午後1時から パソコンや スマホなどにて 新しい詩の試みを追いかけてみてください ~ @wago2828〉に投稿・公開
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