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落ち葉を いつもの 通り道に たたずんでいる 赤いポストに そっと 入れて みたくなりました どこへ 届くのでしょうか この寂しさは
あなたと わたしの 心に 誰も訪れない 駅があります あなたも わたしも さびしい だから 生きる意味を たずねたいのです たたずんで 日が暮れて 夜更けになる わたしの 心にある 無人の駅で あなたを 待っている人がいます わたしです
改札口で 一瞬だけ とまどう きみは 覚悟があるか この朝を抜けて この国を生きる 気と心に 満たされているか 本当の 列車に 間に合うのか