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昨日(10/22)の日経新聞に 書評を書かせていただきました 「銀河鉄道の父」門井慶喜著 講談社 おすすめです〜
タイトルにどきりとしますが とても面白い本でした/【書評】詩人・和合亮一が読む『夢と幽霊の書』アンドルー・ラング著、ないとうふみこ訳 夏目漱石も愛読した幽霊譚 – 産経ニュース http://www.sankei.com/life/news/171015/lif1710150030-n1.html … @Sankei_newsさんから
朝の書斎の窓を開けて 風を入れて はるか遠くの街の朝で 細くて長い夢を見ながら 寝返りを打っている あなたの寂しさを想っています 今朝は少しだけ早起きをしました これから 始発の電車に乗るのです おはようございます
風は 誰でもなく彼でもなく わたしたちに話しかけてくる 雲は 昼でもなく夜でもなく わたしたちを追いかけてくる 声と あしおとが聞こえた そんな気がして 振り向く ただ茫漠とした宇宙がある ああ こんなにも 広くて 大きかったのだ わたしたちの寂しさは
NHK総合 明日へ 『未来に贈る 子どもの言葉~福島・双葉郡part4』 (10月1日(日)午前10時20分~) お問合せが多かったので 番組の最後に朗読させていただいた詩を アップいたしました ありがとうございました ⇒ https://www.facebook.com/ryouichi.wago
見あげる 流した涙を ぶつけようのない 悲しみを きみは 声をおさえて つぶやく その声に 息を整えて その声に 静かに泣いて その声に 歌を口ずさんで その声に 耳を澄ませて その声に 光と雲を 追いかけて わたしも 見あげたい 風を ともに
手渡したい 言葉がある やさしさがある 祈りがある 明日がある 手の中に しまいこんで いつかは あなたに そっと 渡したいのです だから わたしの手は あなたの手を いつも 探しています
無人駅 まもなく終点 まもなく始発 待合室の窓に 虫が当たる 悲しい
知ってほしいのです あなたの声に 耳をそばだてていると わたしのいまが 静かな波に 洗われていくことを 川のせせらぎに 心を遊ばせているようです 一度も まだ 話したことも ないのだけれど
ある一脚の椅子が わたしを孤独にしている だから わたしは座ることにした
詩をアップしました ⇒ https://www.facebook.com/ryouichi.wago
あなたの 本当の気持ちを 思ってみたことがなかったから 雨が降って あなたの 本当の想いを 知りたいと思って 小さな雨に ただ降られて そっと止んで ふと 気づく たったいま 傘を 置き忘れたことに 店の席だったか 電車の中だったか あなたと わたしの 心のどこか
少しずつ 話をしよう いま心に浮かぶことからでいい 話せないのなら 黙って誰かの話に 耳を傾けるのがいい
本日放送となります 子どもたちのいまの声と言葉をお聞きください NHK総合 明日へつなげよう 『未来に贈る 子どもの言葉~福島・双葉郡part4~』 10月1日(日) 午前10時20分~ http://www.nhk.or.jp/ashita/support/
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