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今朝の詩のツイートを フェイスブックにまとめてみました ⇒https://www.facebook.com/ryouichi.wago 福島は秋の気配です みなさんの街でもそうですか コスモスは 昨年に撮ったものです 良い週末をお過ごしたください
とらえどころのない 透明なものとささやいて じぶんに嘘をつかない あかるい空でありたいと思う
はるか てのひら あしのさき 広がる風のふところへ 宇宙の階段へ
空から つぶやかれているものを耳に かなうなら 雲になりたい
はるか やまぎわをみつめて いつも 風を感じたい
山から 吹き渡るものを探して かなうなら 裸足になりたい
はるか そらぎわを見つめて いつも あわい色をさがしたい
電車に 乗って 少しずつ 手帳にメモをしている どんなふうに 昨日の雨が 隣に 座ってくれようとしているのかを
雨上がり 道がゆっくりと渇いていく 新しい旅が始まるみたいで きみは それを眺めるのが好きだ
急ぎ足 孤独な背中と 孤独な手と 孤独な足と 孤独な耳と 孤独な風が 髪を揺らしている
あなたを想います 窓の外は雨 こんなにも 降りつづけている わたしの耳に 呼吸だけが聞こえます 沈黙も 息をするのです
ゆっくりと珈琲でも飲んで 考えることにしませんか 味が違う気がしませんか 昨日と今日と さびしさが違うように
さびしさが 静かな音楽になって 耳元で 聞こえているような気がする 誰もいない野原の道の上を 小さな雨が歩いているのが分かる
何かを伝えたいのに 黙り込んでしまう わたしと あなた 耳は森 口は岩 目は草原 さしだした 手のひらに風
あなたの涙が 教えてくれたこと 人は弱い 人は悲しい 人は切ない 人は人を想う 人は人を愛する 人は人に涙する あなたも 私も共に 生きている そのような 孤独がある
黙っていると 沈黙は深くなる だから つぶやきはじめる 僕たちのおしゃべりには 終わりがない この世界から 風の音が ひとつも 止まないことと 同じように
どこに行けば 見つかるのだろうか ふと街を探し回って 靴の底に 秋があることを知った
8月26日 未来の祀りふくしま ご来場ありがとうございました 全国からお集まりいただき 感謝いたします またお会いいたしましょう
未来の祀り 8月26日 福島市稲荷神社に およそ1000人の方が 足を運んでくださいました ありがとうございました 未来神楽の動画が ホームページにアップされました ご覧ください/ふくしま未来神楽2017の動画を公開いたします