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「焦点」https://www.youtube.com/watch?v=9f8VifnvlUc&sns=tw … @youtubeより
福島)映画「新地町の漁師たち」 福島市で1日から公開:朝日新聞デジタル
詩の橋を渡って:美しい謎を解いていく=和合亮一(詩人) – 毎日新聞
新刊 「楽譜を開けば野原に風が吹く」の楽譜です パナムジカ より
お知らせ「新地町の漁師たち」来週 7月1日 土曜日〜 福島フォーラムにて 福島上映スタート 東中野ポレポレ座も 同日に 東京 再上映スタートいたします
震災と原発事故…再生する浜の漁師 映画に | 河北新報オンラインニュース / ONLINE NEWS
今年も始まります「未来の祀り」第一弾! 6月24日(土)13:30~ 未来の祀りカフェ 「懸田弘訓氏から学ぶ東北の伝統芸能」懸田弘訓 和合亮一 入場無料(ドネーション制です)場所 福島テルサ(福島市・024-521-1500) http://www.mirainomatsuri-fukushima.jp/20170613-1334.html …
本日開催です 6月24日(土)13:30~ 未来の祀りカフェ 「懸田弘訓氏から学ぶ東北の伝統芸能」懸田弘訓 和合亮一 入場無料(ドネーション制です) 場所 福島テルサ(福島市・024-521-1500) http://www.mirainomatsuri-fukushima.jp/20170613-1334.html …
お知らせ 本日開催です 6月24日(土)18:30~「未来絵の詩 ~Mari個展~」/Mari&和合亮一 スペシャルトーク 入場無料です 問い合わせ 福島テルサ(福島市) 024-521-1500
「書いて書いて自分を作っていきなさい」 作家井上光晴氏の言葉を胸に わが街 福島に暮らして こつこつと地道に 書き続けていきます ありがとうございました これからも どうかよろしくお願いいたしますhttp://www.corlevour.com/fr/a-propos/evenements/prix-de-la-revue-nunc-les-laur%C3%A9ats …
「詩の礫」の仏語訳の詩集「Jets de poèmes」(コリーヌアトラン翻訳)につきまして フランスより ニュンク・レビュー・ポエトリー賞(第1回)を いただくこととなりました(「NUNC」誌主催) 皆さまに深く感謝申し上げます たくさんのメッセージをありがとうございました
本日の産経新聞にて 書評を書きました 素晴らしい本です
午前10時55分より 再放送となります/クローズアップ東北 – NHK 東北の今を見つめる。東北の明日を考える。「防災」「医療・福祉」「食」「環境」など、東北が今、直面している問題や関心ごとを掘り下げて伝えます。
番組出演のお知らせ 6月16日(金) 午後7時30分~ NHK「クローズアップ東北」にて 「“震災ニート”~生き方を探し続けて~」 に出演いたします
たった一人で 考えています どうして私は たった一人なのか このことを たった一人で
昨日の日本経済新聞に書かせていただいた エッセイ「竹、竹、竹が生え。」 多数のご感想をありがとうございました 既刊エッセイ集につきまして問い合わせがあり お知らせいたします 感謝です/「心に湯気をたてて」 https://www.amazon.co.jp/dp/4532168996/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_iLNpzbCDJK4N9 … @amazonJPさんから
本日の福島民報新聞の朝刊に エッセイを書かせていただきました
本日の 日本経済新聞の朝刊に エッセイを 書かせていただきました
河北新報連載エッセイです〜
共同通信連載 配信記事 (福島民友新聞)
あまりにも 長く 深い この暗い夜を 耐えることのできる 自分たちだけが わたしであり あなたなのです ああ わたしは それでも自信がないのです 負けてしまいそうになるのです 自分であることに 心の闇に だから 明かりをともしたいのです 星を数えたいのです あなたと
朝早くの電車を降りてから 誰もいない駅のホームの椅子に座って 少しだけ 原稿の続きを 書くことが 時々にあります ノートパソコンを開くと モニターの脇に 可愛らしい侵入者がありました 美しいカゲロウの姿です 透き通った羽が風に揺れています 良い金曜日となりますように
明けない夜は無い おやすみなさい
あさのはじまり ノックをするように まばたきをいくつか そのたびに あたらしくなる なにかがある あなたをおもうきもちが めざめていく そらに くもは しずかにうごいている あなたのねむりが やさしく あさく なっていく
わたしは 夜明け前に 雲になり 風になり 鳥になり 花になり 森になり 小川になり ほの暗い あぜ道を行く 農夫の 口笛になり 台所で 洗われている 米の粒の 一つ一つになり 太陽の光が 降りそそぎ わたしは わたしに 目が覚めるのです
夕焼けも 雲も 歩道橋も 自転車も 電信柱も 空飛ぶ飛行機も 街の影も ぼくよりも少し 背の低い きみも みな 素敵な 腕時計をしています どれも 一分ぐらい 遅れています そんなとき 六月は 暮れかかります
生きることに疲れてしまったのなら 椅子の背にもたれかかって 自分が生まれる前の時代の はるかな異国の街の 朝に置かれた一杯の そのコーヒーの香りを 思ってみるといい
わたしは忘れられてしまった白い傘です 座席の手すりに置かれているまま わたしたちのふるさとは どこなのでしょう みんなでそこへと 本当は 帰りたいのに みんな なすすべもなく 丁寧に折られて 畳まれて わたしと同じく 置き去りにされて 列車に揺られて
わたしは忘れられてしまった白い傘です 座席の手すりに置かれているまま 丁寧に折られて畳まれています 今朝は 激しい雨が降っていました それが昼下がりには止んでしまった 主人は 帰り道にはもう わたしなど要らなくなってしまったようです これからも晴れの日があれば 雨の日があるのに
あなたの故郷は 今日のあなたに 優しい顔をしていますか あの日に失われた国 この日本のどこかで
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