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あの日から
変わったことと
変わらないこと
光が眼に染みるのなら
それはきみの怒りが
青々とした空を
映しているからだ
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2017.12.31更新
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> あの日から 変わったことと 変わらないこと 光が眼に染みるのなら それはきみの怒りが 青々とした空を 映しているからだ
心をとどけるということは 雲をつかむような 話なのかもしれない だって 思いは見えないものだし とどけるにしたって どうすればよいのか よく分からない だけど 浮かんでいるだろ 僕たちの 暮らしに ほら いつも
孤独の形とは 公園の蛇口 横断歩道 電気の消えた アパートの窓 倒れた三輪車 陸橋 街灯の下 雪が降り出した 空を見上げている わたし (そして その頭の上の雲) あまりにも 頑丈な あなたの 扉の形 手ごわい その心を 思い切って えいと 押してみよう そんな気持ちで あなたの 手を握ってみた