ある日に
僕らは 
屋根の上にあがって 
降りてこないままの 
白いボールを
見あげていた 
グローブをはめたまま 
ただ 
見あげるしかなかった 
たったいまも
あの白球は
待っているのだ
僕らが
空と雲を眺めて
そのまま
あきらめて
しまわないことを

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2017.11.24更新