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風は
窓のカーテンに顔を隠して
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小さな鳥の目に映る
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芽吹く
新しい季節の入口が
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2017.09.01更新
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風が 窓の前で ためらっている 窓を開けて どうぞお入り うつむいて あがりこみ 静かに語り また出かけて行った
風はある日 荒れ狂いながら私の家の窓を叩く 鉛のようになって 誰の心も寄せつけない雲も 激しく打ち続ける雨の粒と 地上に釘打つ稲妻も 落ち着くまで 台所で コーヒー豆でも 挽いているしかない