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それはたとえるなら火です。
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2017.07.27更新
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> それはたとえるなら火です。
あなたは全てのものと鮮やかに 別れを告げようとしています。 すぐに消えていこうとします。 しかしたくさんの足跡を、 一日の存在のしるしとして 残したいと望んでいます。 それが真っ赤な色になって、 土や水や窓や開いたままのノートや 家路を急ぐ人の瞳に残そうとしています。
今日を 故郷で 生きてきた 暮らしてきた その膨大な一日を 全ての歳月を あなたはその赤い色に 込めてわたしたちを 一日の夕食と安らぎへと誘うのです。