私の人生を 鬼の目つきで照らし出す 閃光
激しい水しぶきに 呆気にとられて 震えるしかない
断言と共に 船が 近づいてきて
私の安否を問う 叫びの声

 ああ 私たちは
 ゆめゆめ 忘れることはない
 あの日の津波で
 雨の彼方へと運ばれていった人々を

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2017.04.29更新