靴の中に藁を詰めているうちに体の重さが
加速度的に減少していくことを知った僕らは
鉛筆を削りながら芯を尖らせるしかあるまい 何故なら
原稿用紙の真ん中から 蛍光塗料の海が溶け出してくるからだ

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2017.03.24更新